受験準備が始まると、どうしても子どものことばかりに目が向いてしまいます。
塾に通い、お教室の宿題をこなし、家庭学習を進める毎日。
私も当時は、「娘のために」と思い、子どもの準備に精一杯でした。
でも、受験を終えた今だからこそ、皆さんにお伝えしたいことがあります。
子どもの準備と同じくらい、「親の準備」も大切です。
夜は、親自身と向き合う時間に
わが家では、日中は娘と過ごし、娘が寝た後に夫婦で受験について話す時間を作っていました。
その中で、一番早く始めればよかったと感じたのが、
**「自分たちの人生を振り返ること」**です。
園によっては、
・現在のお仕事について
・なぜその仕事を選んだのか
・仕事を通して子どもに伝えたいこと
などを聞かれることがあります。
その場で考えようとしても、すぐには言葉になりません。
だからこそ、時間のあるうちから、自分の歩んできた人生を振り返ってみてください。
父親のエピソードも、とても大切
特にお父さまは、お仕事が忙しく、受験について考える時間を確保するのが難しいかもしれません。
でも、願書や面接では、お父さまの考え方や人生経験も大切な要素になります。
学生時代に頑張ったこと。
仕事を通して学んだこと。
どんな思いで今の仕事を選んだのか。
そして、その経験をお子さまにどう伝えていきたいのか。
こうしたことを夫婦で話し合っておくと、願書にも面接にも一貫性が生まれます。
母親も、自分自身を振り返る
私自身も、
「学生時代に夢中になったこと」
「子育てで大切にしていること」
「娘に受け継いでほしい価値観」
を改めて考えました。
普段は忙しくて意識することのない自分の想いを整理する時間は、受験だけでなく、親としての軸を見つめ直すきっかけにもなりました。
願書は、日々の積み重ねから生まれる
願書には、お子さまについて書く項目も多くあります。
「好きなこと」
「興味のあること」
「最近できるようになったこと」
こうした内容は、一日で作れるものではありません。
だからこそ、私は日常生活の中で、娘がさまざまなことに興味を持てるよう意識して過ごしていました。
自然に触れたり、お料理をしたり、お手伝いをしたり。
一つひとつは特別なことではありません。
でも、その積み重ねが、娘らしさを育て、願書にも自然と表れていきました。
願書は「書くもの」ではなく、「日々の生活から生まれるもの」
受験が近づくと、「願書に書けるエピソードを作らなければ」と焦ってしまう方もいるかもしれません。
でも、私はそうは思いません。
大切なのは、親子でどんな毎日を過ごしてきたか。
その積み重ねが、自然と願書の言葉になり、面接での会話につながっていくのだと感じています。
ぜひ、子どもの準備だけではなく、ご自身の人生や価値観にも目を向けてみてください。
その時間は、きっと受験だけではなく、これからの子育てにとっても大切な財産になるはずです。
コメント