若葉会幼稚園の説明会は、単なる園紹介ではありませんでした。
園長先生のお話を聞いて感じたのは、「幼稚園生活のため」ではなく、その先の人生まで見据えて子どもを育てるという強い教育理念です。
説明会には何度か参加されている方もいらっしゃると思いますが、子どもの成長とともに、同じ話でも受け取り方は変わります。
今回は、私自身が印象に残った内容を中心にまとめました。
若葉会幼稚園が目指す子どもの姿
園長先生が最初に話されたのは、
世の中はものすごいスピードで変化している。
そのスピードについていける人を育てたい。
という言葉でした。
そのために若葉会では、小さい頃から
- 相手の目を見て話す
- 呼ばれたら返事をする
- 指をくわえない
- 金切り声を出さない
など、社会で生活するうえで必要な基本的な礼儀を大切にされています。
あえて試練を与える教育
若葉会では、子どもが成長するためには「小さな壁を乗り越える経験」が必要だと考えています。
例えば、人見知りの子が担任の先生とは話せても、他の先生には話しかけられない場合。
そのような時には、
「園長先生にこのペンを渡してきてね。」
という小さなミッションを与えるそうです。
できそうで少し勇気が必要な課題を一つずつ経験することで、
「やればできる」
という成功体験を積み重ねていくそうです。
泣く・逃げる・抵抗するではなく、自分で乗り越える力
園長先生がお話しされていた中で印象的だったのは、
人生は楽しいことばかりではない
ということ。
平均台や前転も、大人から見れば簡単ですが、子どもにとっては勇気のいる挑戦です。
また、
- お友達に断られる
- 思い通りにならない
- 怖いことに挑戦する
そんな経験も成長には必要であり、
「怖いけれど頑張ってみよう」
という心を育てることを大切にされていました。
「長い指導」を大切にする若葉会
説明会で何度も出てきたのが、
時間をかけて子どもと向き合うこと
でした。
友達を叩いてしまった子が謝れず、
最初は75分。
数日後には15分。
さらに別の日には園長先生と話し合い、自分から関係を修復できたというエピソードが紹介されました。
すぐに叱るのではなく、
子ども自身が納得して行動できるまで待つ。
この姿勢が若葉会らしさなのだと感じました。
学年ごとの教育目標
年少
「基本的生活習慣を身につける」
例えば
- 名札を自分で付ける
- 泣く前に言葉で伝える
- 自分で先生のところへ行く
など、自立への第一歩を大切にしています。
年中
「信頼関係を深める」
年中では、
あえて相性だけでは決めないグループ編成を行い、
様々なお友達との関わりを学びます。
また、この時期は意地悪の芽が出始める時期でもあるため、
小さな変化を見逃さず対応しているそうです。
年長
「人の役に立つこと」
年少のお世話をすること、
困っている友達を助けること、
クラスのために行動すること。
自分だけではなく、人のために動ける子を育てることを大切にされています。
体育・食育・暗唱にも力を入れている
若葉会では
- 跳び箱
- 縄跳び
- 鉄棒
- 詩や格言の暗唱
- 論語
などにも積極的に取り組んでいます。
特に跳び箱では、
最後まで怖がっていた子も、
自分の意思で
「やる!」
と言えるまで待つそうです。
そして最後は必ず成功体験で終わらせる。
この考え方がとても印象的でした。
給食への考え方
若葉会では、
「完食は作ってくださった方へのマナー」
という考えを大切にされています。
無理に大量に食べさせるのではなく、
食べ切れる量を提供し、
必要ならおかわりをする。
食事を通して感謝の気持ちや礼儀を学ぶことも教育の一つとして考えられていました。
面接・願書について園長先生からのアドバイス
説明会では、受験についても具体的なお話がありました。
特に印象的だったのが、
「願書には先生が聞きにくいことを書いてください。」
という言葉です。
例えば、
- 仕事への思い
- 人生観
- 好きな本
- 家庭で大切にしていること
などを書くことで、面接でも話が広がりやすくなるそうです。
また、
「どのようなお子様ですか?」
という質問では、
「元気です」
「活発です」
ではなく、
その子らしい具体的なエピソードで伝えてほしいというお話もありました。
若葉会が求める家庭
説明会を通して感じたのは、
若葉会は、
幼稚園だけで子どもを育てる
という考えではないということです。
家庭と園が同じ方向を向いて、
一緒に子どもを育てていく。
だからこそ、
- 食事のマナー
- 挨拶
- 身支度
- 嘘をついた時の対応
- 子どもへの接し方
まで丁寧に話されていました。
実際に参加して感じたこと
説明会を通して感じたのは、
若葉会幼稚園は「厳しい園」という印象だけでは語れないということです。
確かに礼儀や生活習慣には厳しさがあります。
しかし、その厳しさの根底には、
子どもが将来社会で困らないように育てたい
という深い愛情があることを感じました。
時間をかけて子どもと向き合い、一人ひとりの成長を信じて待つ姿勢は、とても印象に残っています。
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